車中泊、被災地奔走…杉良太郎の心意気「疲れたとか言ってられない」 (夕刊フジ)
俳優で歌手の杉良太郎(66)が2日、妻で演歌歌手の伍代夏子(49)と、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市で手作りのカレーライスや豚汁、野菜サラダなどの炊き出しを行った。同市立大須小学校など11カ所の避難所を回り、昼夜合わせて計8500食を振るまった杉は「大変だと思いますが何とか頑張ってほしい」と被災者を励ました。
神戸市長田区出身の杉は、1995年の阪神淡路大震災などでも救援活動を行った。今回はカレーのほかに水3トン、灯油3600リットルなどを用意。1日午前6時に20トントラック、タンクローリー車など計12台で都内から宮城県に向け出発。総勢24人のスタッフとともに同日夕に石巻市水浜地区に入った。
杉の所属事務所によると、車中泊を続けながら被災地を奔走する杉は「この状況で寒いとか疲れたとか言ってられない」と気持ちを引き締めているという。3日が炊き出しの最終日で石巻市河北総合センターで昼食の調理をする予定だ。
今回の震災では芸能界からのチャリティーも活発だが、「杉さんの支援はケタ外れで即効性がある。本当に被災者のことがわかっている」と地元自治体にも好評。ここまで杉のボランティア魂を支えるものは、いったい何なのか。
音楽関係者が明かす。
「幼いころ母親から、『人さまのためになる生き方をしなさい』と諭されたことが支えと聞いている。駆け出しの歌手の頃は、約3年間食うや食わずで、アルバイト先のカレー店のまかないカレーしか口にできなかった。その経験が炊き出しに生きている。刑務所への慰問やベトナムへの教育支援は20年以上になるが、若いころは受刑者を前に足が震えたそうだ」
同じころ、SPを大勢従えて、KYな被災地訪問を行った菅首相より、よほど人の痛みが分かっているということか。
俳優で歌手の杉良太郎(66)が2日、妻で演歌歌手の伍代夏子(49)と、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市で手作りのカレーライスや豚汁、野菜サラダなどの炊き出しを行った。同市立大須小学校など11カ所の避難所を回り、昼夜合わせて計8500食を振るまった杉は「大変だと思いますが何とか頑張ってほしい」と被災者を励ました。
神戸市長田区出身の杉は、1995年の阪神淡路大震災などでも救援活動を行った。今回はカレーのほかに水3トン、灯油3600リットルなどを用意。1日午前6時に20トントラック、タンクローリー車など計12台で都内から宮城県に向け出発。総勢24人のスタッフとともに同日夕に石巻市水浜地区に入った。
杉の所属事務所によると、車中泊を続けながら被災地を奔走する杉は「この状況で寒いとか疲れたとか言ってられない」と気持ちを引き締めているという。3日が炊き出しの最終日で石巻市河北総合センターで昼食の調理をする予定だ。
今回の震災では芸能界からのチャリティーも活発だが、「杉さんの支援はケタ外れで即効性がある。本当に被災者のことがわかっている」と地元自治体にも好評。ここまで杉のボランティア魂を支えるものは、いったい何なのか。
音楽関係者が明かす。
「幼いころ母親から、『人さまのためになる生き方をしなさい』と諭されたことが支えと聞いている。駆け出しの歌手の頃は、約3年間食うや食わずで、アルバイト先のカレー店のまかないカレーしか口にできなかった。その経験が炊き出しに生きている。刑務所への慰問やベトナムへの教育支援は20年以上になるが、若いころは受刑者を前に足が震えたそうだ」
同じころ、SPを大勢従えて、KYな被災地訪問を行った菅首相より、よほど人の痛みが分かっているということか。